大会レポート
鈴木菜巴(アリシエ兵庫/武庫川女子大学)、劇的展開で全日本選手権初優勝!
2025.11.09Sun
1日目のフープで落下場外があり、この種目では14位に沈んでしまった鈴木菜巴は、優勝争いにも出遅れた形になった。 しかし、2日目になると、まずリボンで限りなく高い精度で「マスク・オブ・ゾロ」を演じ切り、この種目ではトップとなる26.600をマークし、猛然と上位陣を追い上げる。 そして、クラ...
史上初! 男子新体操に「高校生チャンピオン」誕生!
2025.11.09Sun
今年の全日本選手権男子個人総合は、優勝の大本命おらずおそらく熾烈な戦いになるだろうとは予想していた。 山本響士朗という高校生の絶対王者の存在もあり、ことによっては「高校生がかなり上位にくる? あるいは優勝もありえる?」とまでは想像はした。 が、高校2年生の村山颯(国士舘高校)が全日本チャ...
全日本選手権に向けて~男子新体操のパイオニア・岐阜県が紡いできたもの
2025.11.07Fri
本日、ついに2025年の全日本選手権が開幕する。 私が初めて新体操の全日本選手権を観戦したのは、2002年。約四半世紀前になる。 こんなに長く、新体操を見続けることになるとは、当時は思ってもいなかったのだが、人生とはわからないものだ。 20年以上新体操を見続けてきたが、男子も女子も新体操は...
全日本選手権に向けて~シン東海の雄
2025.11.06Thu
今年は、本当に大会を見に行けていない。 自分自身の環境変化もあったが、「なんとか行こう!」と思っていたインターハイは天候にたたられ行くことを断念せざるを得なかった。 全日本選手権を迎えるまでに現地で見た大会は数えるほどしかない。これはおそらく20数年ぶりくらいだと思う。 そんな2025年だ...
全日本選手権に向けて~社会人たち
2025.11.05Wed
今年の全日本選手権でも存在感を示してくれそうなのが社会人選手たちだ。 9月の新体操フェスタ岐阜で開催された全日本社会人大会での優勝者・森谷祐夢(KOKUSHIKAN RG)は、社会人1年目。 大学4年生だった昨年は全日本インカレも制している。 国士舘ジュニアの会員番号1番を有する森谷は...
全日本選手権に向けて~青森大学編
2025.11.04Tue
9月19~21日に行われた男子クラブ選手権では、葛西麗音(青森大学3年)が個人総合優勝を果たした。 さらに、2位には高山蓮音(青森大学1年)、3位には本田歩夢(青森大学3年)が入り、「青森大学、強し!」という印象を残した。 しかし、大会後の斉藤監督は、 「全日本インカレがひどかったので、今...
全日本選手権に向けて~国士舘大学編
2025.11.03Mon
さあ、いよいよ今週末(11月7日~)から全日本選手権が始まる。 ジムラブや、前身である「新体操研究所」では、新体操界では最高峰といえるこの大会をなんとか盛り上げたいと、長年にわたり、選手の紹介や写真掲載などをやってきた。 2011年からコロナ前あたりまではかなりの濃度でやってきたと言えると思...
高山蓮音&本田歩夢(青森大学NEO)~男子新体操クラブ選手権個人総合
2025.10.03Fri
男子クラブ選手権個人総合で準優勝に輝いたのは、高山蓮音(青森大学NEO)だった。 高山は青森大学の1年生。全日本インカレでも優勝した田中千紗仁(同志社大学)とは僅差での2位に入っている、まさにスーパールーキーだ。インカレ⇒クラブ選手権の連続2位はルーキーとしては出来すぎな成績とも...
葛西麗音(青森大学NEO)が初優勝!~男子新体操クラブ選手権個人総合
2025.10.01Wed
9月19~20日の2日間で行われた男子新体操クラブ選手権個人総合では、優勝が葛西麗音(青森大学NEO)、準優勝が高山蓮音(青森大学NEO)、3位に本田歩夢(青森大学NEO)が入り、青森大学勢が表彰台を独占した。 青森大学といえば男子新体操の強豪である。 個人総合での表彰台独占も驚くことではな...
「2年目の奇跡」~福岡市立次郎丸中学校
2025.09.29Mon
かささぎ杯は、団体優勝した佐賀ジュニアだけでなく、準優勝の神埼ジュニア新体操クラブや、他にもぜひ記事を書いておきたい! と思う演技、チームが目白押しだったのだが、どうしてもいち早く多くの人に伝えたい! と思ったのが、この福岡市立次郎丸中学の演技だった。 今年、地元テレビなどにも取り上げられ、...