大会レポート
「決断」<前>~堀孝輔(高田高校)、川東拓斗(坂出工業高校)
2015.08.12Wed
2015年のインターハイ男子個人総合は、高田高校の堀孝輔の初優勝という、鮮烈な結果で幕を下ろした。同じ班で演技した坂出工業高校の川東拓斗も優勝を争ったが、スティックでのミスが響き、3位となった。 文章にすると、たったこれだけにしかならない結果だ。だがこの数行の背景には、数々...
2015近畿総体男子個人メダリスト
2015.08.08Sat
優勝:堀 孝輔(高田高校) スティック9.375+リング9.300=18.675 大会前半で、優勝の本命視されていた安藤梨友が2種目とも失敗する、という思いがけない展開となった今大会。 試技順の遅かった堀は、ミスしなければ限りなく優勝に近い位置にいる、ということを意識せざるを得ない状況...
第13回全日本新体操ユースチャンピオンシップ男子TOP3
2015.05.24Sun
(左から堀孝輔、安藤梨友、佐藤綾人) 第6回のユースチャンピオンシップから加わった男子の部は、今回で7回目となったが、今年はかつてないハイレベルな戦いとなった。 優勝は、安藤梨友(大垣共立銀行OKB体操クラブ)で昨年に続いての連覇達成。 ジュニア時代から無敵のチャンピオンの安藤は、今大...
男子新体操選手指導者合同合宿(関西会場2日目)
2014.02.03Mon
【2日目】 ●小畑秀之先生(国士舘大学体操競技部統括コーチ)によるタンブリングの基礎講習 ●アクロ講習 ●アクロの技を入れた創作演技発表 PHOTO & TEXT by...
2013全日本新体操選手権大会/紫野高校団体
2013.12.03Tue
大会二日目 その団体予選の練習フロアで異質な空気を放つチームがあった。京都府 紫野高校である。 紫野高校を率いるのは木学健監督。彼は同校のOBであり数年前まではこの全日本選手権に出場していた。保持タイトルも素晴らしいが それよりも、長年出場しつづけていた事の方が印象深い、パワフルで重...
2013ユースチャンピオンシップ 女子6~8位
2013.07.25Thu
2013ユースチャンピオンシップ 女子6~8位 ●8位:阪口優衣(金蘭会高等学校) やっと登場したインターハイ出場選手! 高校生になってからぐいぐい存在感を増してきた技術、表現力ともに優れた選手だ。個人上位選手には珍しい優勝候補の一角をなす金蘭会高校団体メンバーとの兼任な...
2012全日本社会人選手権 男子 一千会
2012.10.10Wed
選手やチームについて記事を書く場合、たいてい「違い」を探す。その選手やチームの秀でているところ、チームの背景、練習環境……そういったところから、特筆すべき点を取り上げる。だがこのチームの場合、その違いはあまりにも明らかだった。水俣高校OBで結成された「一千会」の団体チ...
5年がかりの夢<下>~女子新体操岐阜国体チーム
2012.09.28Fri
5年がかりの夢<下>~女子新体操岐阜国体チーム 2007年に全日本ジュニアで団体優勝したころのNPOぎふはたしかに強かった。団体も個人も強かった。あのころのメンバーで国体を迎えられたなら、おそらく最強だったに違いない。 ところが、岐阜国体が開催される2012年は、その黄金世代は高校生では...
5年がかりの夢<上>~女子新体操岐阜国体チーム
2012.09.26Wed
5年がかりの夢<上>~女子新体操岐阜国体チーム 岐阜国体チームの母体は、済美高校新体操部であり、NPOぎふ新体操クラブだ。 つまり、この5年間、「済美高校」や「NPOぎふ新体操クラブ」として出場してきた試合もすべて、岐阜国体チームが挑んできた試合だと言ってよい。 今年のインターハイでは...