全国高校選抜、明日(3/23)個人競技開催!

静岡県のこのはなアリーナで、明日から始まる全国高校選抜大会。

1日目は、個人総合が行われます。1日で4種目を行う苛酷なスケジュールの大会なので、上位に入るには「4種目まとめる力」が求められます。

男子は22選手の出場が予定されていますが、昨年までの実績などから予想される有力選手は、井上正也(井原/2年)、谷口央弥(丹後緑風/2年)、田中千紗仁(済美/2年)、神山貴臣(青森山田/2年)、誉士太陽向(青森山田/2年)、村山涼(国士舘/2年)らでしょうが、1年生にもかなり力のある選手たちがそろっています。

長瀬羚(済美/1年)、高山蓮音(坂出工業/1年)、東鳳雅(鹿児島実業/1年)らは、昨年のユースやインターハイから、この秋冬を通してかなり力をつけてきていることが予想されます。毎年、高校選抜では大化けする選手がいて、驚き&楽しませてくれますが、今年は果たして? 鹿児島実業は、昨年の太鼓選手も、選抜で周囲の度肝を抜く活躍を見せてくれましたが、後輩である東選手も続けるか? 注目です。

阿部かん介(神埼清明/1年)も、団体強者の印象の強い神埼にいながら、個人選手らしい華をもった選手で、急成長中です。高校選抜という舞台の大きさに臆せず力を出し切れることを期待したいです。

 

女子個人は、順当にいけば喜田未来乃(高松中央/2年)が優勝候補でしょうが、先日まで海外の試合に出ていたため、良いコンディションで出場できるかがポイントとなりそうです。喜田の優勝を阻むとしたら、先日のコントロールシリーズで、見事、アジア大会の代表を射止めた急成長中の海保結愛(明聖/1年)、鶴田芽生(名女/1年)の1年生コンビが有力でしょうか。

また、昨年目覚ましい活躍を見せた増本菜花(須磨ノ浦/2年)、安定して上位に入ってくる力をもっている太田詩月(昭和学院/2年)、筋野麗美(経済美/2年)らにも注目したい選手です。そして、昨年から表現力が重視されるルールとなり、表現力豊かな演技を見せる常住加留奈(日ノ本/1年)、白川愛侑子(高瀬/2年)、赤羽陽菜子(飯田女子/2年)、坪井友香(岡山南/2年)、小鮒由茉(佐賀女子/1年)らの演技も楽しみです。