2013ユースチャンピオンシップ 女子6~8位

2013ユースチャンピオンシップ 女子6~8位

 

●8位:阪口優衣(金蘭会高等学校)

やっと登場したインターハイ出場選手! 高校生になってからぐいぐい存在感を増してきた技術、表現力ともに優れた選手だ。個人上位選手には珍しい優勝候補の一角をなす金蘭会高校団体メンバーとの兼任なので、かなり負担かと思うが、インターハイの舞台で、思う存分「自分のイメージする世界」を描き出してほしい。

 

  

●7位:佐々木南海(飛行船新体操クラブ)

  

 

この選手も、インターハイに出場してもおかしくないのだが、なにせ激戦区・千葉県。残念ながら出場を逃した。以前はミスの多い種目が見受けられたが、このところかなり4種目をまとめられるようになってきて、恵まれた身体を生かした雄大な演技が見られるようになってきた。ジュニア時代は、表情にもやや乏しかったが、最近は、ぐっと大人びた表情やはじける笑顔も演技中に見せるようになり、魅力が増してきた。 

 

 

●6位:横山あかね(飛行船新体操クラブ) 

  

 

チャイルド時代から「知る人ぞ知る」選手だった。小学校低学年のころから、当時の日本ではトップ選手でもやっていないような高難度の技をこなし、とくに後ろ持ちピボットのスピードは群を抜いていた。その類まれな能力・技術ゆえにいささか「技術偏重では?」と見えた時期もあったが、飛行船新体操クラブに巡り合い、徐々にバランスのとれた選手に成長しつつあるようだ。能力の高さは、間違いない。今後に期待したい選手だ。

 

PHOTO by Yoshinori SAKAKIBARA  TEXT by Keiko SHIINA