最後のインカレ~2023全日本インカレ(男子個人)

この週末は、新体操では全日本インカレと世界選手権がかぶっての開催となっていて、とても気持ちが忙しいです。

しかも、今週は、九州では小学生大会、東京ではクラブ選手権、愛媛で全中と新体操イベント目白押しでした。

が、このところ身内に病人を抱え、どこにも観戦に行けず、ジムラブの更新さえもままならない日々となっています。

(大変、申し訳ない!)

が、各大会の結果や、動画で見られるものは見たり、可能な範囲で情報収集はしています。出せる記事はおいおい出していく予定です。

 

そんな中ですが、昨日開幕した全日本インカレ。

男子だけですが、振り返りライブをしてくださったのが「伊東研究所」さん。新体操大好きな研究所のお二人の話がとても面白くて、微笑ましく、楽しませていただきました。今日もおそらくライブされるのではないかと思いますので、よかったらぜひご覧ください。

※伊東研究所はこちら⇒ https://www.youtube.com/watch?v=g2yuUmuz0c0

 

昨日行われた男子個人総合では、暫定首位に尾上達哉選手(花園大学4年)が立ちました。

尾上選手は、昨年もたしか初日は首位でしたが、後半種目で花園大学の先輩だった大村光星選手に逆転を許してしまったんですよね。

その悪い記憶にとらわれずに、後半種目も平常心で挑み、今年こそ初優勝を掴んでほしいと思います。

 

尾上選手は、4年生で今回が「最後のインカレ」となりますが、今年の4年生は、力のある選手がとても多いです。

初日の暫定順位3位の岩渕緒久斗(青森大学4年)

5位の田窪莉久(青森大学4年)

7位の大西竣介(国士舘大学4年)

8位の遠藤那央斗(青森大学4年)

10位の森園颯大(青森大学4年)

12位の原田知輝(青森大学4年)

13位の田中眞奈仁(福岡大学4年)

14位の國吉悠希(花園大学4年)

これらの写真は、青森大学の選手たちは2020年夏に青森大学取材の際に撮影したものです。

今年の4年生は、大学入学と同時にコロナ禍で休校だったり、中には入学式もなかった大学もあったと思います。

希望を胸に大学進学したでしょうに、入学早々、満足に練習もできなかった時期もあったでしょう。

不安も多かった世代だと思いますが、よくみんなここまで続けてくれたな、と思います。

そして、思うように練習できなかった時期も長かったはずなのに、しっかりと成長を見せてくれました。

全日本インカレから全日本選手権に残れるのは、男子は上位18名。現時点では、國吉選手まで全日本選手権出場ラインにいます。

今年やっと声出しの応援も解禁され、今大会でもコールのあとの「ファイト~!」の声を浴びて、高揚感を得ているであろう選手たち。

大学入学時から我慢の連続だった4年生たちには、ぜひ10月の全日本選手権でも大きな声援に包まれてほしい。後半種目でも自分らしい演技ができるように祈っています。

※  ↓ こちらもどうぞ! 国士舘大学の全日本インカレ直前インタビューです。とても楽しい作りになっています。

 https://www.youtube.com/watch?v=xxPDPNIWaHg

PHOTO:大西、田中、國吉は2022年全日本インカレのもの <提供:日本ビデオアルバム協会>