オンライン配信決定! 舞台「サーカス」で芸術×新体操に触れてみよう!

耳寄りな情報が入ってきました。

9月28日(木)、広島県広島市のJMSアステールプラザ大ホールで上演される舞台「サーカス」のオンライン配信が決まったそうです。

28日にリアルタイムでも配信されますが、視聴券を購入しておけば10月4日(水)まで1週間はアーカイブを視聴することもできます。

28日は都合がつかない、という方でも後追いで見ることができるのでぜひ!

ダンサーであり、振付・演出も手がける鬼才・森山開次さんによる「サーカス」は、舞台として素晴らしいことはもちろんですが、新体操人たちにとっては見逃せない理由がもうひとつあります。

浅沼圭さん、引間文佳さんという元新体操選手であり、現在はダンサー、あるいはアーチストとして活躍している方たちが出演しているのです。

「サーカス」は、今回が3回目の再演とのことですが、以前観たときも、浅沼さん、引間さんの身体能力は存分に生かされていましたが、今回はさらに見せ場が多く、新体操の手具もふんだんに登場するようです。

2022年から「芸術性」がより求められるようになってきた新体操は、どんどん魅力的なスポーツになってきていますが、それだけにやっている選手達、教えている先生方も「芸術ってなに?」と迷ったり、悩んだりすることも多いかと思います。

「芸術性とは?」

「芸術性の高い演技とは?」

その答えは簡単には出ないとは思いますが、ひとつ言えるのは、今まで以上に「引き出しの多さ」が必要になってくるということだと思います。

バレエでも、ダンスでも、映画でも、音楽でもドラマでも、フィギュアスケートでも、漫画でもゲームでも、なんでもいいんです。

「人の心を動かすもの」により多く触れて、自分の心が動く体験をすること。

どんなときに、どんなものを見たときに心は動くのかを知ること。

それが分かっていなければ、どんなに素敵な音楽も、振付も「形だけ」になってしまいます。

「芸術」ってそうではなくて、演じている側が「なにか」を持っていると思うんです。

だから、見ている人の心も動く。

それはもう体感するしかないと思います。

この「サーカス」も、きっとなにかのヒントを与えてくれる舞台だと思います。

新体操選手としてもトップレベルだった浅沼さん、引間さんが、「新体操」という枠を離れたこの舞台で、自らの身体能力と手具を使って、どんな表現を見せてくれるのか? ぜひ見てほしいです。

※オンライン配信試聴チケットはこちら⇒ https://eplus.jp/sf/detail/1982660004-P0030008P021001?P1=1221