日本一ハイレベルなかささぎ杯(男子団体)、本日開催!

本日(10/1)福岡大学にて全日本ジュニア予選となるかささぎ杯男子団体競技が開催されます。

昨年の全日本ジュニアでは2~6位、9位、11位に入るという驚異の強さを見せた九州のジュニア勢。

そんな彼らが一堂に会する「かささぎ杯」は、ほぼ全日本ジュニアと言ってもいいハイレベルな戦いになりそうです。

 

優勝候補の筆頭と言えそうなのは、昨年の全日本ジュニア2位のJKA芦北ジュニア新体操クラブ(熊本県)。

昨年メンバーの中3は抜けましたが、新加入した小学生もかなり力をつけてきており、昨年にも劣らぬ身体能力の高さと、サプライズいっぱいの構成で、かささぎ杯連覇を目指します。

冒頭とラストの組み技は、5人制になったらおそらく見られない、スーパー大技。本番でもバッチリ決めて、全日本ジュニアに向けてよいイメージを作りたいところです。

 

対抗は、もちろん神埼ジュニア新体操クラブ(佐賀県)。

昨年の全日本ジュニアでは3位と芦北ジュニアの後塵を拝する結果になりましたが、力はもちろんあります。

6月の演技会で見た時点でも、細かい部分がブラッシュアップされており、「神埼といえばタンブリング」というイメージがありますが、それだけではないしなやかさ、美しさも兼ね備えた演技を見せてくれました。あれから3か月、構成の見直しも行い、さらに進化を遂げているだろう神埼ジュニア、まずはこのかささぎ杯で「九州王座」の奪還を目指します。

「今の芦北はうちより強い。挑戦者として頑張ります!」と木原正憲コーチは、謙虚ですが、守るものより攻めるものほうが強いのは世の常。

神埼ジュニアの逆襲に期待したいです。

 

さらに、昨年、全日本ジュニア初出場ながら、いきなり5位となり周囲の度肝を抜いた佐賀ジュニア(佐賀県)も虎視眈々とジャイアントキリングを狙っているでしょう。

昨年のメンバーがそのまま残っている佐賀ジュニアはチームとしての熟練度は、芦北、神埼にも劣りません。もとより身体能力の高さは折り紙付きなのですから、昨年以上に演技の完成度があかり、洗練されてきているならば、大金星も夢ではないと思います。6月の演技会で見た時点でも、かなり体が大きくなり、演技の迫力は増していました。かささぎ杯の新たな覇者となり得るか? 大注目のチームです。

この他、昨年の全日本ジュニア4位の水俣ジュニア新体操クラブ、9位の三桜ジュニア新体操クラブ、11位の水俣RGと有力チームがひしめき合う、九州。1か月半後の全日本ジュニアでも旋風を巻き起こすであろう彼らの九州決戦の結末から目が離せません。