東日本インカレ、2日目終了! 国士舘大学が男女とも団体優勝!
東日本インカレ、2日目までが終わり、久々の有観客、有声援で「感動した!」という声をSNSなどで見かける。
以前はそれが当たり前だった「熱い会場」が戻ってきているのだな、と感じる。
2日目には女子団体競技2種目目「リボン&ボール」と男子団体競技が行われ、女子団体は1種目目「フープ×5」では0.5差で2位にあまんじた国士舘大学が、「リボン&ボール」では、初日首位だった東京女子体育大学を1.2上回り、逆転で総合優勝となった。
「フープ×5」では首位だった東京女子体育大学は惜しくも2位。2種目合計での国士舘との点差は0.7という実力伯仲の戦いだった。
3位には両種目とも3位と、難易度の高い演技を安定した実施で見せた仙台大学が入った。
4位の日本女子体育大学は、両種目ともミスが響き実施を落としていたが、作品の持つ美しさ、複雑さなどはさすがで全日本インカレでは上位争いにも絡んできそうだ。
5位の東京女子体育大学N、6位の東京女子体育大学Tまでは両種目と総合順位と同じ順位で、2位に入った東京女子体育大学ともども、3チームそれぞれが力を存分に発揮できていたようだ。
男子団体は、3チームとも「完璧!」とは言えない演技だったようだが、国士舘大学が青森大学を0.05上回り優勝。東日本インカレでの国士舘の団体優勝はいつ以来なのか。さすがに記憶にないのだが、それくらい久しぶりの優勝だ。この1勝で自信をつけた国士舘がさらに強大なライバルとなって全日本インカレで青森大学の前に立ちふさがるのか。あるいは、この黒星が青森大学の覚醒につながるのか。全日本インカレは見逃せない戦いになりそうだ。
2日目から始まった男女個人競技では、男子は田窪莉久(青森大学4年)が暫定首位。スティックでは今大会唯一の18点台をたたきだす好スタートを切った。2位は、遠藤那央斗(青森大学4年)、3位が森谷祐夢(国士舘大学3年)、4位に岩渕緒久斗(青森大学4年)、5位が岡本瑠斗(国士舘大学3年)、6位には森園颯大(青森大学4年)と、「青森大学4年生VS国士舘大学3年」の様相となった。

昨年のルール改正で、手具操作の難易度の高い演技が増えた男子新体操だが、上位にきている選手たちはそれに加えて「美しい体操、魅せる力」が秀でているように思う。首位田窪と2位遠藤の2種目合計の点差はわすが0.15とまだ最終順位がどうなるか予断は許さない。
ミスの出やすいロープをうまく乗り切った選手がぐっと順位を上げてきそうな後半種目、果たしてどうなるか?
女子個人も大混戦だ。前半種目の暫定首位は鈴木希歩(東京女子体育大学2年)だが、2位の小西野乃花(国士舘大学3年)との点差は、わずか0.15。こちらもミスひとつでトップが入れ替わる可能性のある緊張感のある優勝争いとなっている。

3位の岩永茉莉亜(国士舘大学3年)も2位小西とは0.55差と大健闘。4位山井柚奈(東京女子体育大学3年)、5位鵜鷹くるみ(東京女子体育大学3年)、6位福永恵子(東京女子体育大学3年)と4~6位には東京女子体育大学の選手たちが並び、団体同様、東女の勢いを感じさせた。
また、女子は暫定首位の鈴木以外は2~6位がすべて3年生。「最後のインターハイがなかった学年」の選手たちがここにきて大躍進を見せている。
高校3年生で大きな喪失感を味わい、先行きの見えない中で大学で頑張っていく決意をしてくれた選手たちのこの活躍は本当に嬉しい。
大会3日目は個人後半種目が行われるが、どの選手も悔いのない演技ができるように。祈りたい。
※写真は2022年全日本インカレのもの