全日本ジュニア男子団体、井原ジュニアに九州勢が迫る!

今年9月に行われた「男子クラブ選手権」のジュニア団体で優勝した井原ジュニア新体操クラブの得点は、15.850だった。

この得点は、今年のインターハイでなら5位に相当する高得点で、井原ジュニアの抜きんでた力を証明したものと言える。

 

全日本ジュニア3日目の男子団体競技での井原の試技順は、22チーム中の9番目。昨年は、わずか0.150差で国士舘ジュニアRGに優勝を譲る形になった井原ジュニアが今年は、2018年以来の優勝となるか。注目したい。

 

大本命・井原ジュニアの優勝を阻むチームがあるとしたら、九州勢ではないかと予想される。

今年の全日本ジュニア男子団体は、出場22チーム中なんと6チームが九州勢。

全日本ジュニア予選であるかささぎ杯優勝のJKA芦北ジュニア新体操クラブ(熊本県/昨年5位)、

同じ熊本県のチームで芦北としのぎを削っている水俣ジュニア新体操クラブ(熊本県/昨年4位)、

2019年全日本ジュニア優勝チーム・神埼ジュニア新体操クラブ(佐賀県/昨年3位)、

三桜ジュニア新体操クラブ(宮崎県/昨年6位)の4チームは、昨年も入賞を果たしており、今年も間違いなく強い。

井原ジュニアに負けじと、意気込んでいるはずだ。

また、悲願の全日本ジュニア出場をついに果たした佐賀ジュニア新体操クラブ(佐賀県)は、神埼清明高校を練習場所とするいわば神埼ジュニアの兄弟クラブ。佐賀らしい力強さに美しさも加わってきている注目チームだ。

全日本ジュニア3日目、団体は11時競技開始。

※ライブリザルトはこちら⇒ https://seikosportslink.com/gygr/202/?i=20007904

TEXT:Keiko SHIINA      PHOTO:所属より提供