ソフィア国際トーナメントに松坂玲奈、小西野乃花が出場!

日本時間で4月7日23時30分から、ブルガリアで始まったソフィア国際トーナメントに、日本からは松坂玲奈(東京女子体育大学OG)、小西野乃花(国士舘大学)が出場しています。

最初の種目フープでは、小西選手は緊張からか手具の落下もありましたが、伸びやかな動きには目を引くものがあったと思います。松坂選手は、手具のキャッチがやや不正確になってしまったところは見受けられましたが、大きなミスなく演技をまとめ、そのスピード感あふれる演技は「国際トーナメント」では別格の趣きさえありました。

 

2種目目のボールでは、小西選手も落ち着いて自分の持ち味をしっかり出した演技ができていたように思います。途中であわや落下という場面もありましたがそこもしっかり反応して落下を防ぎ、集中力が感じられたよい演技でした。なによりも、彼女の魅力であるキレのよさ、動きの大きさがこの作品ではしっかり見せられており、とてもチャーミングでした。

圧巻だったのは松坂選手のボールでした。日本的なテイストの独特な音楽(たしか男子新体操で名取高校が使っていた曲? 「ラッセーラ」が耳に残る曲)を独特な振りで巧みに表現。技術だけでなく表現でも他の選手との差別化がしっかりできているように感じました。ライブストリーミングの画面からではありますが、演技が終わったときの拍手もひときわ大きかったように感じました。こちらも見事なノーミス演技で29点台。

2人とも手具操作でも果敢に攻める選手ですが、海外の大会で見ると、そのジャンプの素晴らしさが目につきました。4連続でジャンプしても高さが保てていて、空中姿勢の美しさも海外の選手たちをも凌駕しています。動きのキレもよく見ていて小気味いい演技でした。

今日(4/7)に後半種目が行われ、明日は種目別決勝となります。

注)写真は2022年度全日本インカレのものです。種目違っていてすみません。