ラストステージへ!~第73回国民体育大会
10月1日より、福井県のサンドーム福井で行われている第73回国民体育大会だが、本日10月2日の成年男子の部には、今大会を最後に現役引退を表明している選手がいる。
▼石川大貴
▼川本稜馬
▼齊藤優佑
いずれも、高校、大学、そして社会人と第一線で活躍してきた選手たちだ。
他にも今大会が引退試合となる選手もいるに違いない。シーズン終盤に開催される国体は、「ラストステージ」になりやすい。
以前は、関係者ではない一般のファンは、「これが最後」とは知らないまま(少しばかりの覚悟を胸に)、最後の演技を見ることが多かったが、近年は、SNSの発達により、選手自身の発信があり、これらの選手のように、「今回が最後」と多くの人が知る中でラストステージを迎えるケースも増えてきているし、これからも増えるだろう。
長い時間を、おそらく今までの人生のほとんどを体操競技に懸けてきたこれらの選手の最後の演技を、会場にいる人達は、どうか見届け、熱い声援を送ってほしい。
PHOTO & TEXT:Keiko SHIINA ※写真は2018全日本シニアのもの