FIG種目別チャレンジカップ・ソンバトヘイ大会、野々村笙吾、千葉健太がメダル獲得!

9月21日にソンバトヘイ(ハンガリー)で開幕したFIG種目別チャレンジカップに、日本から野々村笙吾(セントラルスポーツ)、千葉健太(順天堂大学)、安里圭亮(相好体操クラブ)が派遣されている。

21日に行われた予選の結果、野々村はあん馬、つり輪、鉄棒で、千葉はゆか、つり輪、平行棒、鉄棒で、安里は跳馬で決勝進出。

22日の決勝では、まず野々村があん馬で3位となり銅メダルを獲得した。

 

▼あん馬で銅メダルを獲得した野々村笙吾

続くつり輪では、野々村が金メダルに輝き、千葉も3人が同点で並ぶ激戦をタイブレークで制し、銅メダルを獲得した。

 

▼つり輪で金メダルを獲得した野々村笙吾

▼つり輪で銅メダルを獲得した千葉健太

本日23日には後半3種目の決勝が行われる。

また、この大会には、リオ五輪個人総合銀メダリストのオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)が出場。手術のため昨シーズンは大会出場を見合わせていたベルニャエフだが、ゆかで2位、あん馬で優勝となり、見事な復活ぶりをアピールしている。

野々村、安里は1週間前に全日本シニアを終えたばかりというハードスケジュールの中での大会となったが、全日本シニアでも個人総合2位となった野々村の安定感は揺るがず、すでに2つのメダルを獲得。

後半種目も、安里の跳馬は予選2位、千葉の平行棒は予選3位、鉄棒予選では、野々村は2位タイ、千葉は4位と上位で決勝進出を決めている。

後半種目でも日本選手たちの活躍におおいに期待したい。

PHOTO &  TEXT:Keiko SHIINA   ※写真は2018全日本シニア、全日本インカレでのもの