2013東京国体 少年男子団体予選/チーム千葉
強すぎる! チーム千葉、団体予選1位通過! ~2013東京国体<少年男子>
少年男子千葉チームのメンバーは、先日の国際ジュニアでは日本代表だった萱和磨、谷川航、倉島大地。
さらに、インターハイ覇者の早坂尚人という強力布陣だった。
そんな、強くてあたりまえ! のメンバーが、予選では爆発的な力を発揮した。
チーム総得点261.050は、2位の大阪府に6点近い差をつけての独走状態。
2日の予選では、「まるで練習?」のようなリラックスムードだったチーム千葉だが、
5日の決勝でも、油断することなく、その強さを見せつけてくれるだろう。
●早坂尚人(市立船橋高校)
世界選手権では種目別ゆかの優勝も見えてきた白井健三選手だが、
6月に行われた全日本種目別でも、インターハイでもゆかで白井選手に次いで2位になっているのが、この早坂だ。
もちろん、ゆかだけでなく、どの種目も平均的に高い点数をマークする力のあるオールラウンダーで、
今年のインターハイでは個人総合優勝を成し遂げている。
●萱 和磨(習志野高校)
国体の1週間前に行われた国際ジュニアでは、個人総合優勝。初の国際試合で初優勝という快挙だった。
まっすぐな脚のラインが美しく、あん馬が得意種目だが、国際ジュニアではあん馬だけでなく、鉄棒でも優勝している。
●谷川 航(市立船橋高校)
インターハイでは、高校の先輩である早坂に次いで準優勝。国際ジュニアで優勝した跳馬は、インターハイでも2位になった得意種目だ。
ゆかで見せる深い前屈の姿勢から、柔軟性に恵まれていることがうかがえる。
●倉島大地(市立船橋高校)
インターハイではゆかでのミスが響き、総合7位に終わっているが、あん馬4位、鉄棒2位と高い得点を出す力のある選手。
国際ジュニアでも、平行棒、鉄棒は種目別決勝に残り、よく伸びた甲が美しい足先が印象的だった。
早坂以外の3人は、現在高校2年生。
チーム千葉の天下は、まだまだ続きそうだ。
PHOTO by Ayako SHIMIZU TEXT by Keiko SHIINA