「Legend」~堀 孝輔(高田高校)
関西インカレ(4/19))では下馬評通り、ルーキーの山本響士朗(同志社大学)が優勝。
2位には田中千紗仁(同志社大学)が入ったが、クラブでは山本と同点1位の得点をあげ、2種目合計でも0,450の僅差だった、
4位には吉村瞭汰(2年)、6位には北川竜羽(4年)が入り、関西TOP6中4人が同志社という充実ぶりを見せつけた。
以前も1人、2人は有力選手が所属していた時期もある同志社だが、これほど多くの力ある選手が揃ったことはなかったように思う。
同志社がここまでの一大勢力になったのは、過去に所属してきた選手たちが、「同志社でも男子新体操ができる! 結果も残せる!」ということを示してきただろう。そして、選手たち自らが高校生に「同志社で一緒にやろう!」と声がけもすると聞いている。
そうやって今の同志社を築いてきた立役者といえば、やはり堀孝輔(現・高田高校教諭)だろう。
2021、2022年全日本選手権連覇、2024年には3度目の全日本選手権制覇。
昨年も、全日本選手権に出場し、種目別クラブでは教え子である山本響士朗と死闘を繰り広げたまさにレジェンドだ。
今年度の現役続行は明言されていないが、先日の香川県での演技会では演技を披露してくれた。
以前から演技会だと競技のときよりも、より大きな動きで情感豊かな演技を見せてくれていた堀だが、それはこの日も同じだった。
直前の公式練習では成功していた正確無比な投げ受けが本番では少し狂ってしまったようだが、それも最小限の綻びに収め、「大人の表現」を見せてくれた。この先、仮に競技会で彼の演技を見ることが叶わなかったとしても、こうやってこの珠玉の演技を見せてもらえる場が時々あるとしたら、それは幸福なことに違いない。
【写真提供】Tae(飯山運動公園体育館イベントにて撮影)