熊本県高校総体男子個人TOP3

1位:木下直生(芦北高校3年)

 

2位:佐竹彰竜(水俣高校3年)

 

3位:大竹野 翌(芦北高校2年)

今年3月の高校選抜でブレイクし、すでに全日本選手権への出場権ももっている木下直生選手が、強さを見せつけました。大きな体での伸びやかなな体操にはスケール感があり、滞空時間の長いタンブリングの強さも際立つ選手ですが、スティックで見せるしなやかで切なさが伝わる演技は、「ザ・男子新体操」の趣があり、将来が楽しみな選手です。団体選手としても活躍できそうですが、ここにきて個人での力もつけてきているので個人も見ていたい、と思います。2位の佐竹彰竜選手も、3年生らしい強い思いの伝わってくる演技を見せました。動きのキレの良さ、タンブリングの強さに、ここにきて動きの美しさも増してきていて「まだまだこれから」と感じられました。2種目の演技を終えた後の悔しそうな様子もとても頼もしく、これからも続けてくれたらどんなに伸びるだろうと感じました。3位には2年生の大竹野翌選手が入りました。すっとした線がきれいで、ベーシックで見ていて気持ちのいい演技をする選手ですが、ラストの投げに3回前転キャッチをもってくるチャレンジ精神も見せてくれました。

2023.6.4.     at   熊本県立総合体育館