熊本県高校総体女子個人TOP3

1位:川原結香(学園大付属高校3年)

 

2位:涌田虹奏(第二高校3年)

 

3位:福田 詩(尚絅高校2年)

熊本県総体の女子個人で優勝した川原結香選手は、昨年の高校選抜のときにも表現力豊かな演技で印象に残っていた選手でした。

今回も2種目とも、音楽に溶け込むような演技を見せ、クラブではイタリア語の歌曲を歌い上げるように踊り上げて見せました。

技術もですが、表現力にもいちだんと磨きがかかっていたように感じました。

惜しくも2位の涌田虹奏選手の演技はとにかく「コマ数が多い」のが特徴です。難度も手具操作も絶え間なく、それもレベルの高いものが入っており、それを軽々とスピーディーに正確に実施していくのです。これは高い得点が出るのも納得! のテクニカルな演技でした。

3位の福田詩選手は、動きにメリハリがあり、手具操作がとても正確で見ていて気持ちのいい演技でした。とくにクラブではのりのりでサンバを踊り切り、爽快でした。

熊本県総体の女子個人には出場選手が14人とジュニアまでの選手の多さを思うとやや寂しい人数でしたが、それでも、伝統校である信愛女学院から4名の選手が出場するなど、男子の水俣高校同様、女子も団体復活の目もあるのではと感じられた大会でした。

2023.6.4.      at   熊本県立総合体育館