SANIX CUP小学生チャンピオン・内川史琉(小6)の名演技
2023年2月、福岡県宗像市にて開催された「SANIX CUP男子新体操競演会2023」では、九州の選手たちを中心に多くの男子新体操選手たちが練習の成果を披露した。
2024年から国民スポーツ大会(旧国体)公式種目への男子新体操の復活が決まっていることもあり、新体操強国の九州ではジュニア~キッズ層の育成にもおおいに力が入っており、SANIX CUPでもうなるほど巧みな演技を見せる小学生もいた。
小学生(高学年)の徒手の部で優勝した内川史琉(小6/神埼ジュニア新体操クラブ)の演技は、神埼ジュニア新体操クラブの公式YouTubeチャンネルで公開されているので、ぜひ見てほしい。小学生とは思えない身体能力はもちろんのこと、表現力の豊かさには感心するしかない。
※ ↓ SANIX CUP2023での内川史琉選手(小6)の演技はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=oruW9gttvD4&t=28s
内川選手は、低学年のころから、その能力は高く評価されてきた「神埼ジュニアの期待の星」だが、4月からは中学生になる。
団体の中でも核となることが期待されているだけに、SANIX CUPでの優勝後も気持ちを緩めることなく、練習に励んでいる。
彼の小学生とは思えない表現力はどこからくるのか?
「男子新体操は、自分の体を動かして、いろいろな表現ができるところが楽しい。
楽しいから頑張ろうと思えます。」
と、内川選手は言う。
男子のましてや小学生では、「表現する」と言ってもピンとこなかったり、照れてしまうことも少なくないが、
彼にはそれはまったくなかったそうだ。
「初めて男子新体操を見たときに、神埼の先生方や高校生の❝表現❞がすごいな~、かっこいいな~と
思ったので、自分もやってみたい! となりました。」
と言う内川選手。幼い頃から、表現者としての素養を持っていたようだ。
「新体操を続けて、日本一になって、将来は先生になって子ども達にもっと男子新体操を広めたい。」
とすでに将来もしっかりと見据えている内川選手。
彼が高校生になるころには、国スポにも男子新体操はしっかりと根付いているはずだ。
まずは、選手としてその演技で、多くの後進や観客に「男子新体操ってかっこいい!」と
より広く知らしめてほしいと思う。その可能性をおおいにもっている選手だ。
なお、神埼ジュニア新体操クラブは、公式チャンネルで数多くの動画を公開している。
スーパージュニア、スーパーキッズたちの演技や技を惜しみなく見せてくれるこのチャンネルにぜひ注目してほしい。
以下は、SANIX CUPで披露された女子6人による「男子新体操団体演技」。
神埼ジュニアのテーマ曲のようなあの曲にのせて女子6人が踊るこの動画は、新しい時代の幕開けを感じさせてくれる。
※ ↓ 女子6人による男子新体操団体の動画はこちら。