「6人のフィナーレ」~第32回町田市新体操連盟演技発表会

本日、町田市総合体育館で行われた「第32回町田市新体操連盟演技発表会」において、2018年度全日本ジュニア団体2位に輝いた町田RG団体が演技披露を行った。

全日本ジュニアのときと同じ、クラブ団体だったが、ひとつ違っていたことがある。

 

6人での演技だったのだ。

 

競技では団体は5人編成と決まっている。

今年の町田RGは、ギリギリまで誰を補欠にするか迷っていた。

それほどメンバーの実力も拮抗しており、6人全員でこの演技を作り上げてきたのだ。

※参考記事 ↓  (全日本ジュニア直前の記事)

http://gymlove.net/rgl/topics/report/2018/11/18/rg-11/

 

それでも、本番のフロアには立てなかった選手がいた。

それは仕方のないことだ。

だが、このチームは本当に、心から「6人で勝ち取った準優勝」と思っていたのだ。

年度終わりの発表会で、その年の大会でよい結果を出したチーム、選手が演技披露するのはよくあることだ。

町田でも、当然、「全日本ジュニア2位」の団体演技を披露する予定はあったはずだ。

卒業年度の選手もいて、この演技はまさに彼女たちにとっての「花道」になるはずだった。

 

そのいわば「凱旋演技」を、「6人」でやりたいと言い出したのは選手たちだった。

彼女たちは、本来5人用に振付けられた作品を自分たちで6人バージョンに練り直し、おそらく練習もして、

「発表会はこの演技でやりたい」と、指導者に提案してきた。

 

6人バージョンにしたせいで、ボロボロになるようなら、指導者も承諾はできなかったかもしれない。

が、彼女たちがその提案をしてきたときに見せた演技は、その時点でほぼ完璧だったという。

まるではじめから「6人」だったような。そんな完成度と一体感のある演技で彼女たちは、

6人で踊る場を、発表会という最高のシチュエーションで得たのだ。

そして、今日。

その演技が、発表会で披露された。

大会前に比べれば、練習時間もきっと少なかっただろうに、彼女たちの演技は、まさに「神がかり」と言いたくなるほどに完璧だった。

きっと、会場のみんなが泣いて見ていたんじゃないかと思う。

だれもが、あのチームが「6人」で頑張ってきたことを知っていたから。

6人で努力して、努力して、ここまできたチームだと知っていたから。

彼女たちの集大成の演技に、きっとみんなが泣き笑いしたに違いない。

 

そして、きっと彼女たちは。

「今までで最高の笑顔」で、演技を終えたのだ。

 

※以下のインスタグラムに演技動画をアップしています。(4分割になっています)

https://www.instagram.com/p/Buid1I_hj2g/

※YouTubeにも完全版を公開しました!

https://youtu.be/x9_ROKHClg8

 

映像提供:町田RG    TEXT:Keiko SHIINA     

PHOTO:Norikazu  OKAMOTO(練習風景)/Ayako SHIMIZU(※2018全日本ジュニア)