2019テレビ信州杯エキシビション

テレビ信州杯、今年のエキシビションは、国士舘大学の男子新体操選手4名の演技披露だった。

 

ジュニア時代からテレビ信州杯の常連だった岩田楓選手は、大学1年生だった今年は、手術も経験し、ほとんど試合には出ていない。

まさに我慢の年だったが、昨年末の国士舘カップに出場したり、今回はゆかりのある長野でのテレビ信州杯にエキシビションで登場と、

順調な復調ぶりがうかがえる。

ジュニアから高校まで、走り続けてきたと言える選手なだけに、この1年間をブレイクは、心身ともに今後に生きてくるのではないだろうか。

2018年は、男子クラブ選手権で全日本選手権の出場権を獲得。個人では自身初となる全日本出場を成し遂げ「自信になった」という浅尾素成選手は、2019シーズンに向けて作品の内容をぐっと上げてきている印象だ。

今回のエキシビションでは、「歌詞あり解禁」となった2019年以降のルールを意識してか、歌詞入りの「ダリア」(アンジェラ・アキ)を使用。持ち前の繊細なラインを生かした演技を見せた。

大学最後の年となった2018年に、悲願の全日本出場を果たした河野純信選手も、エキシビションで歌詞入りの「mother」(96ねこ)を披露。

母への感謝の思いを歌った曲を使って、おそらく本人もそういう気持ちを込めて演技しているのだろうが、

じつはお母さんにはこの演技を見せたことはないとのこと。

ぜひ一度は、お母さんの前で演じてほしいものだ。

2018年の全日本インカレ、全日本選手権を制した福永将司選手は、昨年末のかごしまフェスティバルで初披露した「I love you」(尾崎豊の名曲を女性ボーカル・Runeがカバー)を情感たっぷりに演じた。

テクニカルで正確な演技で他を圧してきた福永選手の競技ではなかなか見られなかった面をいかんなく発揮した演技は、女子にも拍手喝采を受けていた。

例年、テレビ信州杯には、多くの大学生がエントリーしていた国士舘大学だが、今年は日程の関係で大学生の出場がなかったが、エキシビションには4名の選手が駆けつけ、大会に彩りを添えていた。

PHOTO & REPORT:Ayako SHIMIZU      TEXT:Keiko SHIINA