2018九州高校総体の収穫②~光成和佳奈(鹿児島純心女子高校)

2019年の南九州高校総体、そして2020年には国体そしとビッグイベント続きの鹿児島県。

一時期は、低迷していた新体操も、そこに向けて着実に強化が進んできていることを感じさせるのが、今年の鹿児島純心高校の大躍進だ。

団体では14年ぶりの全国高校総体出場を決め、1年生の光成和佳奈は、個人競技でも九州大会に駒を進めてきた。

鹿児島県大会のときは、いくつかのミスもあったが、華やかさ、伸びやかさの感じられるその演技は、強く印象に残っていた。

とくに、フープでは、マイケル・ジャクソンの曲にのせた強さとクールさを兼ね備えた作品で、インパクトがあった。

そして、ボールでは「ロミオとジュリエット」のテーマ曲で、しっとりとした女性らしい表現も見せてくれた。

身体能力ももちろん高い。

今大会でもいくつかのミスがあり、順位は決して上ではない。

が、なにしろまだ1年生だ。来年、そして再来年にはどんなに大きな花を咲かせてくれるだろうと楽しみでしかない。

鹿児島純心は、団体メンバーもほとんどが1年生。1年後、2年後を見越してのチーム作りをしていることがわかる。

心強い仲間であり、強力なライバルがたくさんいる、その環境は一見厳しいようで、最高に恵まれている。

チーム内での切磋琢磨は、選手たちをどんなにか成長させるだろう。

1987年には高校総体で団体、個人とも優勝したこともある古豪・鹿児島純心。(団体優勝はじつに14回!)

彼女は、その復活劇の立役者の一人になることは間違いない。

 

PHOTO  & TEXT:Keiko SHIINA