2014全日本ジュニア 女子個人試技順(後半)

【C班】

 

 C班には、近年、東京で躍進めざましい世田谷ジュニア新体操クラブから高須咲絢、森田真由の2人が登場する。同クラブからは、B班にも中澤怜那、A班に亀井理恵子が出場しており、同一クラブから4人の出場は、エンジェルRGカガワ日中と並んで今大会最多だ。

 世田谷ジュニアの選手たちの演技に共通しているのは、華があること。表現の面、手具操作の面でもよく工夫がされており、飽きさせない演技なのだ。選手それぞれの個性もよく出ているので、4選手それぞれの持ち味を楽しみたい。

 テクニカルでパワフル。かなりインパクトがある演技をするのが佐藤京香。早生まれの高校1年生でインターハイも団体で経験し、成長著しい塩澤有紀。アジアジュニア、ユース五輪と大きな舞台を経験して、見違えるように強さの出てきた立澤孝菜などにも注目したい。

 また、イオンカップでも堂々たる演技を見せて、イオンのクラブ対抗戦4位に貢献した柴山瑠莉子も、今年の全中では5位、ユースでも6位と、着実に実績もあげてきており、表彰台も狙える位置にいる。 

 

26 高須咲絢(世田谷ジュニア新体操クラブ)

27 森田真由(世田谷ジュニア新体操クラブ)

28 奥山綺奈(山形RG)

29 佐藤京香(NOVA新体操クラブ)

30 木部真由莉(丸岡新体操クラブ)

31 白瀬由佳(札幌MEG RGクラブ)

32 芳之内乃亜(チーム愛媛)

33 立澤孝菜(イオン)

34 塩澤有紀(ポーラ☆スターRG)

35 北脇 爽(輝)

36 倉内実里(松江ジュニアRG)

37 柴山瑠莉子(イオン)

 

【D班】

 実力者がひしめきあうD班でまず注目したいのは、NPOぎふ新体操クラブの鈴木歩佳、小林秀圭の2人だ。アジアジュニアにも出場し、ユース4位、全中では喜田純鈴に0.917点差に迫る2位と、のりにのっている鈴木は、喜田の連覇を阻止できる可能性がもっとも高い選手と言えるだろう。鈴木とはチャイルド時代からともに切磋琢磨してきた小林も、昨年の乱調から立ち直りを見せ、今年はユース9位、全中3位と本領を発揮してきており、上位争いにからんでくるだろう。

 今大会、3人出場となった安達新体操クラブの選手たちは、全員がD班。ユース15位、全中6位の堂園明香里は、明るい笑顔でチャーミングな演技をする選手。ユース17位、全中12位の石井陽向は、とにかくエネルギッシュによく動き、手具操作も果敢にチャレンジしてくる。そして、なんと言っても注目なのは、全中で突然4位に入って周囲を驚かせた花房優来だ。花房はまだ中学1年生で、個人での実績はほとんどないが、音楽が流れると人が変わったように入り込んで踊り始める表現力をもっている。まだ未知数の選手ではあるが、将来が楽しみなことは間違いない。

 安達の3人、NPOぎふの2人は団体も兼任のため、心身ともにハードな試合になるとは思うが、ジュニアとはいえ百戦錬磨の選手たちだ。本番にはしっかり合わせてよいパフォーマンスを見せてくれるだろう。

 

38 荒木映令那(TESORO)

39 鈴木歩佳(NPOぎふ新体操クラブ)

40 熊谷咲乃(アミー新体操クラブ)

41 小林秀圭(NPOぎふ新体操クラブ)

42 大崎華世(山形RG)

43 石井陽向(安達新体操クラブ)

44 花房優来(安達新体操クラブ)

45 奈良岡未森(アンジュ)

46 藤井 雅(ピュアRG)

47 吉岡由真(クラソタRG)

48 片寄未莉瑛(松江ジュニアRG)

49 堂園明香里(安達新体操クラブ)

 

PHOTO:Yuki SUENAGA / Ayako SHIMIZU     TEXT:Keiko SHIINA