2014全日本ジュニア 男子個人試技順(後半)

【C班】
 
 松永健人は、前回大会ではNPOぎふの団体メンバーとして活躍したが、個人での出場はかなわなった。また、今年度のユースでも41位と決勝進出まではもう一歩だった。しかし、十分トップ集団の一角を担えるだけの力はもっている選手だ。井門輝は、前回大会19位だが、中3になった今年は関東ジュニアでも優勝し、ひと皮むけた感がある。
 岩田楓は、前回大会13位、今年度ユースでも27位と決勝進出を果たし、安藤未藍、松永健人とともに、安藤梨友の抜けたNPOぎふジュニアの中核を担ってきた。ぎふらしい力強さ、巧みさに加え、情感を感じさせることのできる選手だ。
 田中涼介は、個人での全日本ジュニアは初出場だが、テレビ信州杯のキッズでは、コンスタントに好成績をあげている、華舞翔らしい表現力とタンブリングの強さをもった選手だ。同じ華舞翔の山内颯太朗は、前回大会26位だが、今年度はユースで28位と決勝進出を果たした成長株だ。すらりとした体躯を生かした美しい演技はジュニアとは思えぬ魅力を秘めている。
 原田健太郎は、前回大会では18位だが、団体で連覇を成し遂げた恵庭RG団体のメンバーとして貢献した力のある選手。また、個人では全日本ジュニア初出場の田口将も恵庭団体の飛び道具として力を発揮していた選手だけに注目したい。
 石牟禮華月は、前回大会40位だが、所属するタートルスポーツクラブは、近年九州でも上位に食い込む選手が育てているので、1年間での成長を楽しみにしてよさそうだ。テレビ信州杯にも欠かさず出場し、試合経験を積ませる努力を怠らない姿勢を持ち続け、高校生になってから大きく飛躍する選手が出てきた南甲子園体操クラブの清水優志は、初出場。昨年に引き続きの出場となる今岡嵩(D班)とともに、先輩たち同様、今回の経験をこれからの成長につなげてくれるだろう。
 鈴木孝之輔は、テレビ信州杯のキッズのときに、美しい上体の動きで目を引いた選手。全日本ジュニアは初出場となるが、のびのびと頑張ってほしい。
 
 
23 松永健人(NPOぎふ新体操クラブ)
 
 
24 井門 輝(国士舘ジュニアRG)
 
 
25 石牟禮華月(タートルスポーツクラブ)
 
 
26 岩田 楓(NPOぎふ新体操クラブ)
 
 
27 田中涼介(華舞翔新体操倶楽部)
 
 
28 原田健太郎(北海道新体操クラブ恵庭)
 
 
29 長谷川和哉(小松島中学校)
30 清水優志(南甲子園体操クラブ)
31 山内颯太朗(華舞翔新体操倶楽部)
 
 
32 田口 将(北海道新体操クラブ恵庭)
33 鈴木孝之輔(島田ジュニア)
 
 
 
【D班】
 
 太田圭祐は、前回大会団体準優勝の滝沢南中学校団体のメンバーで、今年度ユースでは35位と決勝進出まであと一歩の成績をおさめている。向山蒼斗は、前回大会11位と中2以下では、田中啓介、安藤未藍、吉田和真に次ぐ好位置につけていたが、今年度ユースでは、ミスが響き43位。その悔しさを全日本ジュニアでは晴らしてくれるのではないか。
 遠藤那央斗は、個人では全日本ジュニア初出場だが、昨年の宮城キューブ団体メンバーの一人。大野哲平は、前回大会13位、今年度ユースでも決勝進出して26位と偉大な先輩たち(堀孝輔、満仲達哉)が抜けたLeo RGを引っ張る存在になっている。現在国士舘大学の団体で活躍する吉村翔太や、今年度インターハイで5位と躍進した小林周平らを輩出している東陽中学校の辻本晟也は、昨年は団体のみの出場だったが、今回は個人でも出場。福井の特徴である美しい徒手をぜひ見せてほしい。
 今年は、力のある選手が多く、団体だけでなく個人でも2人が全日本ジュニアに進出した榛東中学校の村上隆真は、個人では初出場だが、団体では昨年も全日本ジュニアを経験している選手。
 また、とくに注目したいのが、すでに九州では敵なしという存在になりつつある、森園颯大だ。初出場だった昨年は、動きの大きさや柔らかさで圧倒する演技を見せつつも、手具操作のミスで33位どまりだったが、その類まれな表現力にはますます磨きがかかっている。今大会、ミスを抑えられれば、台風の目になり得るだろう。
 さらに、特筆したいのが、丸山光星の初出場だ。女子では実績のあるWingまつもとRGの選手だが、Wingに男子部ができたのは、テレビ信州杯のキッズ発足のときなので、3年前のことだ。当初はキッズを盛り上げるためにと、既存部員の兄弟を駆り出すような形でスタートした男子部が、3年で全日本ジュニアに選手を送り出すところまできた。それは、指導者、関係者、そして本人の努力の賜物であると同時に、「テレビ信州杯男子キッズ選手権」が3年前に始まり、続いてきたことによる大きな変化だと言えるのではないか。とくに、今までなかなか根付かなかった女子クラブへの男子部併設に弾みをつける意味でも、大変価値のある「初出場」だと思う。
 
 
34 太田圭祐(滝沢南中学校)
 
 
35 向山蒼斗(国士舘ジュニアRG)
 
 
36 遠藤那央斗(宮城キューブ新体操)
37 大野哲平(Leo RG)
 
 
38  丸山光星(WingまつもとRG)
 
 
39 芦野大孟(北海道新体操クラブ恵庭)
40 境 隆志(北海道新体操クラブ恵庭)
41 今岡 嵩(南甲子園体操クラブ)
 
 
42 森園颯大(シュテル新体操クラブ)
 
 
43 村上隆真(榛東村立榛東中学校)
 
 
44 辻本晟也(東陽中学校)
 
 
PHOTO:Ayako SHIMIZU     TEXT:Keiko SHIINA
 
 
☆全日本ジュニア大会情報☆

【日時】

10月24日 男女個人総合競技前半2種目<9時開場-10時開始>
10月25日 男女個人総合競技後半2種目<9時開場-10時開始>
10月26日 男女団体競技<9時30分開場-10時30分開始>

【場所】  国立代々木競技場第一体育館

【入場券】

当日券発売:各日開場30分前
10月24日(金)開場9時 開演10時(有料、1階指定席 前売り1,200円/当日1,500円)車いす席1,000円
10月25日(土)開場9時 開演10時(有料、1階指定席 前売り1,200円/当日1,500円)車いす席1,000円
10月26日(日)開場9時30分 開演10時30分(有料、1階指定席 前売り1,200円/当日1,500円、2階自由席前売・当日1,000円)車いす席1,000円