第66回全日本インカレ~男子個人試技順①

※全日本インカレは、8月27~29日に栃木県南体育館にて開催!

 

1 小川晃平(花園大学)

2013年度ユースチャンピオンシップ、インターハイチャンピオン。「花園大学のスーパールーキー」。

西日本インカレでは、惜しいミスもあり、優勝には届かなかったが、実力を発揮できれば、昨年の佐能諒一(国士舘大学)に続いて、1年生チャンピオン誕生! の可能性もある。

しっかりとした気持ちのいい体操と、滞空時間の長いタンブリングは圧巻だ。

 

2 佐藤優斗(花園大学)

控えめな印象の選手だが、4年生になった今年、少し欲が出てきたか? と思わせる演技を見せるようになった。

清潔感のある、涼やかな雰囲気の演技だが、課題は、ミスが出てしまったときの集中力。集中を切らさずに最後まで自分の演技を通しきる気概を見せてほしい選手だ。

 

3 佐藤秀平(青森大学)

独特な表現、動きでファンも多い選手。1年生時から、注目度、人気も高かったが、4種目ノーミスがなかなか出せずに、順位をあげきれないことが多かった。

最後のインカレとなった今年、気持ちよくノーミスの演技で、自分の表現したい世界をフロア上に描ききることができれば、大飛躍も期待できそうだ。

 

4 前田優樹(花園大学)

脚の故障・手術で西日本インカレは、コールのみ。テクニック、表現力とも高いレベルで兼ね備えた選手で、3年生になった今年、いよいよ本領発揮! と思われていただけに残念だった。

今大会は、術後初試合となるため、どこまでの演技ができるかは未知数だが、無理のない範囲で、それでも彼の持ち味は存分に発揮した演技を期待したい。

 

5 大坪俊矢(福岡大学)

盛岡市立高校からはるばる九州に進学してきたガッツのある選手。高校時代から、くせのない美しい動きのできる選手だったが、インパクトがもうひとつだった。

技術的にも大きな欠点はなく、個人に専念できる大学での選手生活で、個性を開花させれば面白い存在になっていきそうな選手だ。

 

6 中矢敬太(福岡大学)

長身ですっとした恵まれた肢体をもち、動きも美しく、期待度の高い選手だったが、やや不器用そうなところもあり、試合ではミスに泣くことも多かった選手だ。

4年生になった今年は、西日本インカレでこれまでになくインパクトのあるスティックの演技を見せ、最終学年に懸ける思いを感じさせてくれた。

力を出し切れれば、ジャパンにも十分手が届く選手だけに、「最後のインカレ」を意識しすぎず、大きな体を生かしたのびやかな演技を見せてほしい。

 

7 近藤大志(同志社大学)

紫野高校から同志社大学へ進学して2年目となる今年、1年時や高校生のころから飛躍的によくなってきた選手だ。

まだ、試合ではミスが出てしまうこともあるが、ひとつひとつの動きは、確実に洗練され、表現も徐々に見えるようになってきた。

スラリとした長い脚で、見映えのする選手だけに、これからの伸びにもおおいに期待したい。

 

8 安積喬央(同志社大学)

本来ならば、持ち味であるスピード感と緩急のある動きでフロア狭しと駆け回り、4年生らしい熱い思いの伝わる演技を見せてくれる表現力ももった選手だと思う。

しかし、脚の故障のため、西日本インカレはコールのみ。インカレでも万全での演技ができるまでの回復は難しいかもしれない。

それでも、彼は、フロアに立ったならば、今できる精一杯の、「最後のインカレ」にふさわしい演技を見せてくれるに違いない。

 

9 小橋史宏(花園大学)

長野東高校から、花園大学に進学したルーキー。

高校時代、花園大学志望だと言っていた彼に、不安はないのかと聞いてみたところ、「自分が一番下手だと覚悟していくので大丈夫」と言い切った清々しさが印象に残っている。

はじめは一番下手でもいい。覚悟していたんだったら、がむしゃらにうまくなろうと努力できるはずだから。

その成長ぶりを見るのが、楽しみな選手だ。

 

10 古見時夢(花園大学)

稲取高校から花園大学に進学したルーキー。高校時代から目を引く、個性をもった選手だったが、西日本インカレでは、さらにその個性を印象づける演技を見せた。

「これからあがっていく」という気持ちの強さ、負けん気の強さを感じさせるところが、頼もしく、どんな選手に成長していくのか興味がわく選手だ。

 

PHOTO:Ayako SHIMIZU(佐藤秀平) / Keiko SHIINA  TEXT:Keiko SHIINA