2012 ALL JAPAN 男子団体

 第65回全日本新体操選手権大会が11月16日から18日にかけて、代々木第一体育館で開催され、男子団体で青森大学が優勝、同大会4連覇を果たした。

 

 青森大は高さのある組技やタンブリングなどのダイナミックな見せ場を盛り込んだ演技を披露。倒立などで多少のミスがあり完璧な演技とはならなかったが、9.825という高い構成点を叩き出し、予選の持ち点と合わせて29.212点を獲得、優勝となった。

 主将の日高祐樹は今大会について「周りの方の期待に応えられるような演技がしたかったんですが、いつもの、強い青大の演技ではなかったのかなと思います」とミスなどを振り返った。しかし事前にテレビで部が紹介されたことなどについて触れると「ミスはありましたが、お客さんから『テレビ見ました、感動しました』という声をいただいて、やってよかったな、と思いました」と話した。

 

 準優勝の国士舘大学は17日の予選こそ5位と出遅れたスタートとなったが、翌18日の決勝で挽回。アクの強い曲を使用した今回の演技は、その曲調に調和した独創的な動き、今大会に合わせて作ったという衣装などと相まって、独特の雰囲気を醸し出した。若干のミスはあったがうまくまとめ、28.700。予選から順位を大きく上げ、準優勝にまで食い下がった。

 

 そして今回も昨年に引き続き「大学食い」を達成したのが、3位の岡山県立井原高校。1番手という高得点の出にくい試技順でありながら、予選ではまったく減点の余地のない、完璧な演技を披露。芸術的でハイレベルな構成を「精密」と言えるレベルで揃え、会場を沸かせた。決勝でも同じく試技順1番と順番に恵まれなかったが、ここでもほとんどミスなく演技をまとめ、大学生を抑えて3位に食い込んだ。

 

Text by Izumi YOKOTA