「魅せる新体操 上達のポイント50」(メイツ出版)、新ルール対応の改訂版、発売開始!
2月は、全国ほとんどの地区がまん延防止措置などで思うように活動できなかったかと思います。
しかし、3月は目の前。そろそろまん延防止措置が解除されるところも出てきて、4月からの新シーズンに向けて動き始めるのではないでしょうか。
そして、今年は、4年に一度のルール改正の年。すでに「2022-2024ルール」に基づいた審判講習会も開催され、それぞれの所属では新ルールへの対応に追われていることでしょう。ちゃんと審判講習に出ている指導者がいるクラブなら、もちろん、先生方の指導に従うのが一番! だと思います。ただ、全国津々浦々を見渡せば、そういう情報が行き届かない中で練習せざるを得ない子ども達もいるのです。
5月か6月あたりには中体連の地方大会も始まると思いますが、その試合に向けて、自分の演技がこのままでいいのか? どこを変えればいいのか?
不安になっている中学生、いるんじゃないでしょうか。そして、そんな子どもの様子に胸を痛めている親御さんも、きっといると思います。
10数年前は、本当に、「指導者以外からルールなどの情報を得るなんて!」という風潮がありました。下手にあれこれ調べようものなら、「先生のことを信頼していないのか?」と怒られることもありました。
でも、今はそんな時代ではありません。
不安ならば、ぜひ様々な手段で情報を集め、勉強してください。そんな人たちの手助けをしてくれるものが今の時代はたくさんあります。
まずは、2月25日に発売が始まったばかりのこの本『魅せる新体操 上達のポイント50』(メイツ出版)です。
こちらは、2017年5月に出版された本の改訂版です。初版本は、2017年ルール(Dスコアが10点満点)に準じたものだったので、かなり変わりました。ただし、手具操作やトレーニング方法など、ルールが変わっても大きな変化のない部分に関しては、初版のままです。なので、初版をすでに持っている方にとっては、「同じじゃん」と思われるページが多いと思います。
新ルールに関する情報ページが新規で10ページほど入っているほか、ルール変更によって変わった部分は修正したもの(イメージ写真もかなり新しいものを入れました。表紙の写真も変わりました)、となりますので初版をもっている方は、そこをご理解いただいた上でお買い求めください。初版を持ってない方には、もちろん、全力でお薦めします! めちゃくちゃお薦めします。
ちなみに、今回の表紙は、監修ほかご協力いただいている日本女子体育大学の中村花選手、植松桃加選手、関谷友香選手です。3人とも今年の4年生です。表現力たっぷりにいつも隙なく美しい演技を見せてくれた中村選手、身体難度の美しさが抜群だった植松選手、途切れることのない手具操作を伴いながらいつもチャーミングな演技を見せてくれた関谷選手に表紙を飾ってもらえたこと、とても嬉しいです。
※「魅せる新体操 上達のポイント50」は、Amazonほか、ネット書店で買えます!
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TEXT:Keiko SHIINA