Rhythmic Gymnastics Lovers

2016.11.25.     at   代々木第一体育館　　PHOTO  by  清水綾子 ...

2016年を締めくくる全日本新体操選手権１日目、個人総合前半種目が終わった。 女子は、近年稀に見る混戦となったが、そんな波乱の前半を終えて暫定首位に立ったのは、柴山瑠莉子（イオン）だった。 ジュニア時代は、喜田純鈴と熾烈なトップ争いをするほどの選手ではあったが、今年、高校生になってからは...

【女子団体の見どころ】 今年の女子団体は予想が難しい。インカレ覇者の日本女子体育大学の優勝、が妥当かとは思うが、なにしろ今年のインカレは波乱すぎた。 とくに今大会でも１日目に行われるリボン団体は、インカレではどのチームにもミスが多く、それが致命傷となって沈んでしまったチームも少なくなかった。...

【男子団体の見どころ】 なんと言っても、３連覇のかかる青森大学の圧倒的な演技に注目。とくに見るたびに進化を遂げる「ブランコ」という大技は、もはや青大の代名詞。その凄まじさには度肝を抜かれるに違いない。 その青森大学に最後に勝ったメンバーが4年生になった花園大学、美しさの際立った演技にタンブリ...

【D班の見どころ】 ジュニア2名、高校生3名、大学生2名、社会人2名とバランスよく揃ったD班は、ジュニア、高校、社会人のチャンピオンが登場する班でもある。 ジュニアチャンピオンの佐久本和夢は、昨年に続いて2度目の全日本出場。昨年まではミスに泣くことも少なくなかった選手だが、今年はぐっと安定感...

【D班の見どころ】 小木曽沙羅は、2010年2月、カザフスタンで行われたアジアジュニア選手権に、日本代表団体のメンバーとして出場していた。このときのジュニア団体は、所属も居住地もばらばら、合同練習自体が困難という状況ながら、アジアジュニアでは見事優勝している。このとき、個人選手として出場してい...

【C班の見どころ】 競技を続けていれば「山あり谷あり」なのは、ある意味、当然だ。 だが、予想以上に高い山や深い谷に見舞われる選手がいる。佐能諒一もそんな一人だ。 井原高校時代から、個人選手としての力も十分にあった。大学に進学し、個人に専念し始めればその力はさらに伸びるだろうと予想はしていた...

【C班の見どころ】 Ｃ班でもっとも注目されるのは、１か月前に行われた全日本ジュニアで「まさかの黒星」をつけた喜田純鈴だろう。早生まれのため、今年まではジュニアカテゴリーの試合にも出場はしているが、すでに高校生になっている喜田は、基本的には今までとおり香川県のエンジェルＲＧで練習を続けてはいるが...

【B班の見どころ】 社会人と大学生がほとんどとなったB班は、それぞれの選手の個性がぶつかり合う戦いとなりそうだ。 B班で登場する社会人選手の中でもっとも上位の社会人大会2位という成績をおさめているのは、谷本竜也だ。井原高校から花園大学に進学し、個人選手としてインカレ優勝など輝かしい実績を残し...

【B班の見どころ】 高校生、ジュニア選手の多いB班をぶっちぎる演技を見せてくれそうなのが、今年から大学生になった古井里奈だ。インカレではフープでミスが続いてしまい、４位に沈んでしまったが、本来の力が出せれば猪又、河崎、桑村に割って入る可能性をもった選手。ジュニア時代からとにかく華のある、観客を...