長谷川智将(日体大)、完全復活!~アゼルバイジャン国際予選
2月19日から、アゼルバイジャン・バクーで行われている「アゼルバイジャン国際」は1~2日目を終え、以下の結果になっている。
●ゆか:白井3位/早坂6位
●あん馬:長谷川1位/萱9位
●つり輪:長谷川2位/萱9位
●跳馬:白井1位
●平行棒:萱3位/白井4位
●鉄棒:長谷川2位/早坂11位
シーズンはじめの試合のため、「攻めた結果のミス」が出て、順位を落としてしまった選手、種目もあるが、それでも出場した4人全員がいずれかの種目では決勝進出。6種目すべての決勝に日本人選手が進出という健闘を見せている。
特筆すべきは、昨年の世界選手権代表の座を勝ち取りながら、骨折、股関節痛と故障が続き、アジア大会にも世界選手権にも出場できなかった長谷川智将選手の復活ぶりだ。
出場した3種目すべてでで決勝進出。得意のあん馬では、1位通過と、昨年の鬱憤をはらさんとする勢いを感じる。
今春、日本体育大学を卒業し、徳洲会体操クラブで競技を続行することが決まっている長谷川。日体大の同期・岡準平や、先輩にあたる武田一志とともに徳洲会の新しい力になっていくことが期待される長谷川には、昨年の悔しい思いをぜひ今シーズンにぶつけてほしいものだ。
あの有名になったパフォーマンスが象徴するように、ムードメーカーの長谷川は、その人柄からファンも多い。今回の復活劇を多くの人が喜んでいるに違いない。
3日目の種目別決勝でも、各選手の健闘を期待したい。
●アゼルバイジャン国際のライスト( ↓ 2日目まではこちらで見られました。3日目もおそらくやるのではないでしょうか。)
http://www.idmantv.az/canli/idman-canli-yayim.htm
TEXT:Keiko SHIINA PHOTO:Naoto AKASAKA (写真は昨年のもの)