第66回全日本体操競技個人総合選手権コラム

スポーツナビに、先日の全日本体操についてのコラムが掲載されています。

 

●スポーツナビ「全日本体操コラム」

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/other/all/2014/columndtl/201405120015-spnavi?page=1

 

今大会は、大学生の活躍が目立った。

とくに日体大に勢いがあった。

昨年11月の全日本団体選手権での、順天堂大との熾烈な2位争いを制したときのあの勢いのままに

日体大の選手たちは、のびのびと躍動していた。

順天堂大も、野々村笙吾がついに2位となり、痛みをかかえベストコンディションではないながらも

加藤凌平も3位を死守と、強かった。

そんな2大学の踏ん張りもあり、大学生の活躍が印象に残った。

 

選手層の厚い日本では、近年はなかなか大学生が日本代表に入るチャンスがない。

(ロンドン五輪では加藤凌平だけが大学生。あとはすべて社会人選手だった)

しかし、今年はその流れが変わるかもしれない。

そんな期待がもてた全日本体操だった。

 

次の決戦は、6月8日のNHK杯だ。

大学生たちのますます躍進と、社会人選手たちの巻き返し。

その両方が楽しみでたまらない。

 

TEXT  by  Keiko SHIINA