男子代表選考について

まずは全日本個人選手権、NHK杯、全日本種目別選手権の位置づけをまとめる。全日本個人1日目(個人総合予選)出場選手72名のうち、上位36名が3日目(個人総合決勝)へ進出。その全日本個人決勝出場者36名がそのままNHK杯の出場選手となる。

全日本個人1日目(個人総合予選)と2日目(種目別トライアル)の成績により、全日本種目別の予選出場者を決定する。
※協会推薦枠を含めて各種目最大24名
※以下シード選手
ゆか 白井、内村
あん馬 亀山
つり輪 山室
跳馬 白井
平行棒 内村
鉄棒 加藤、内村
 
 
世界選手権代表選考
 
男子
個人総合3名+種目別3名による、計6名と補欠若干名の選考となる。
 
・個人総合3名(A,B,C)の選考
W杯東京大会の優勝者が確定なので、まずは1人目の内村選手が代表入り確定となっている。
残りの2枠は、
[全日本2日間の合計の1/2の得点]+[NHK杯の得点]=NHK杯順位
の上位2名から選出となる。
※同点により2名を超える場合はタイブレイク
 
・種目別3名(D,E,F)の選考
1.全日本種目別選手権決勝において、派遣標準得点以上を出し、かつ最上位者となった者から選考。
 
以下、派遣標準得点一覧
ゆか 16.000
あん馬 15.900
つり輪 15.800
跳馬 15.500
平行棒 15.900
鉄棒 16.200
 
※種目別選考において、個人総合先行者A,B,Cの成績は除く。
※派遣標準得点は、種目別決勝時のもので判断する。
※該当者が3名を超える場合はタイブレイク
※2名以下の場合、1で選考された選手以外の選手は以下の2のもとに選考する。
 
2.チーム貢献度の大きい者
個人総合選考者A,B,Cと1で選考された選手の得点に対し、チーム得点を上げることのできる選手を選考する。
 
チーム貢献度算出に加わる代表選考対象選手は、
[個人総合選考者A,B,Cを除くNHK杯最上位者]と[全日本種目別選手権決勝出場選手]
 
※1.チーム貢献度を算出するにあたり、個人総合選考者A,B,Cの得点はW杯東京大会、全日本個人、NHK杯のうち、各種目最高点を採用する。
※2.チーム貢献度を算出するにあたり、1で選考された選手の得点は全日本種目別決勝の得点を採用する。
 
※チーム貢献度を算出するにあたり、[個人総合選考者A,B,Cを除くNHK杯最上位者]の得点は、全日本個人、NHK杯、全日本種目別決勝のうち、各種目最高得点を採用する。
※チーム貢献度を算出するにあたり、[全日本種目別選手権決勝出場選手]の得点は、出場した全ての種目別決勝の得点を採用する。
 
【チーム貢献度算出方法】
上記※1、※2の選手の得点に選考対象者の得点を1名ずつ当て込み、チーム得点(ベスト3)が最大となる者を選考する。
 
【チーム貢献度が同点の場合のタイブレイク】
貢献した種目数の多い者
各種目の派遣標準得点から差し引いた得点合計上位者
優勝種目数の多い者
2013年世界選手権メダリスト
2013年世界選手権ファイナリスト
 
・補欠若干名(G+α)の選考
世界選手権代表選手A〜Fを除く、NHK杯最上位者1名と、チームに貢献できる選手若干名を強化本部にて選考する。
 
 
アジア競技大会代表選考
 
・個人総合4名(G,H,I,J)の選考
世界選手権代表6名を除くNHK杯順位上位者4名
※同点により4名を超える場合はタイブレイク
Gは世界選手権の正選手のアクシデントなどで交代の必要が出た場合、世界選手権を優先することとする
 
・チーム貢献度による2名(K,L)の選考
個人総合選考者G,H,I,Jの得点に対し、チーム得点を上げることのできる個人総合1名、種目別1名を選考する。
 
【個人総合1名のチーム貢献度算出方法】
チーム貢献度算出に加わる個人総合代表選考対象選手は、[世界選手権代表および個人総合選考者G,H,I,Jを除く、NHK杯順位12位以内の選手]。
 
※1.チーム貢献度を算出するにあたり、個人総合選考者G,H,I,Jの得点は、全日本個人、NHK杯のうち、各種目最高得点を採用する。
※2.[世界選手権代表および個人総合選考者G,H,I,Jを除く、NHK杯順位12位以内の選手]の得点は、全日本個人、NHK杯のうち各種目最高得点を採用する。
上記※1の選手の得点に、上記※2の得点を該当者1名ずつ当て込み、チーム得点(ベスト4)が最大となる者1名を選考する。
 
【種目別1名のチーム貢献度算出方法】
チーム貢献度算出に加わる種目別代表選考対象選手は、[世界選手権代表および個人総合選考者G,H,I,Jおよび上記個人総合によるチーム貢献度で選考された選手1名を除く、全日本種目別決勝出場選手]。
 
※3.チーム貢献度を算出するにあたり、個人総合選考者G,H,I,Jの得点は、全日本個人、NHK杯のうち、各種目最高得点を採用する。
※4.チーム貢献度を算出するにあたり、上記個人総合によるチーム貢献度で選ばれた選手1名の得点は、全日本個人、NHK杯のうち、各種目最高得点を採用する。
上記※3と※4の選手の得点に、選考対象選手の得点を1名ずつ当て込み、チーム得点(ベスト4)が最大となる者を選考する。
 
・補欠1名(M)の選考
世界選手権代表6名A〜Fとアジア大会代表6名G〜Lを除く、NHK杯最上位社1名を選考する。
 
 
 
参考:協会資料、協会Facebooks